松山英樹選手マスターズ優勝おめでとうございます。
私はゴルフのことは詳しくないんですが、歴史的快挙とのことで、冒頭を急いで書きなおしました。
院長も珍しく朝から興奮してましたね。
https://twitter.com/kanamescafeそれでは本題いってみましょう。今回は体のこと。年をとると身長が低くなることについて思うところの話です。よろしくお願いします。
「また背が縮んでたよ。」
「毎年ちょっとずつ小さくなってる。」
そんな風におっしゃるのは主に検診で身長測定をしてきた年配の患者さん。
年をとると、椎間板や関節軟骨といった組織が薄くなり、背が縮む。筋力が弱くなり猫背にもなる。加齢による体の変化のひとつ。精神的ダメージは中の上レベル(話を聞いてると小さくはなさそう)
ここからは椎間板(背骨と背骨との間にある硬いゴムのようなところ)(クッションの役割)にフォーカスして話を進めます。
田口敏彦監修「イラストで見る脊椎疾患」より/第一三共株式会社
そもそも背が低くなるのは自然なことなので、ある程度はしょうがないものの、“年だから”ということで白旗を上げるのも癪です。なんとか抗いたいし、自分で出来る対策はないものか?
ございます。
ではさっそく。
椎間板をぷるぷるに保つ方法それはー
ちょこちょこ横になってからだを休めることです。
特に、朝起きて夜眠るまでの間に、立つか座るかのみの姿勢で過ごしてる人は要注意。そんな習慣が続くほど椎間板は圧力を受けてぺしゃんこになります。
ここからは私見ですが、だいたいがみんなマジメすぎです。疲れや痛みもガマンしすぎ。まわりの動物に目を向けてみましょう。犬猫や動物園の生き物たち、ほとんどゴロゴロしてます。日がな一日ぴしゃっとなんて人間だけ。おまけに日本人は特にそんな感じ。今のヒトの形態で今の働き方じゃ体がもちません。なので(犬猫みたいにとは言わないまでも)もうちょっとだらけたりゴロゴロしたりするのをおすすめします。ほら、ヨーロッパのシエスタだったり、他の国でも地べたに寝っ転がったりとかしてるじゃないですか。あれですあれ。
体を横たえて休むことで、椎間板への圧力はなくなり、体液がめぐりやすくなることでぷるぷる度合いが増す。新陳代謝が上がるとパーツのもちも良くなる。硬くなった筋肉が緩みはじめることで血流が増し、疲れや痛みも軽くなる。
5~10分といった短時間でも良いですし、もちろんまとまった時間でもOK。昼休憩や家事の合間など、自分の生活リズムの中でうまく隙間を見つけて、横になって休んでみましょう。
少し大きなことを言うと、こういうのを社会が許容できるようになれば良いなぁと思ってます。
そのために先ずは、
連続運転は体には無理があるということを今日ここで知ってもらえたらと思います。
ここで今回のテーマに絡んでそうなTwitterをご紹介。
ふみなる/fuminaru kawashimaさん (@fumiwriter) / Twitter????????????????SUOMIAAKIさん (@suomiaaki) / Twitterあすさん (@petit_asu) / Twitter他にも、姿勢やエクササイズ、自分で背骨を引っ張り伸ばすやり方、機械での牽引など色々あります。気になる方はどうぞクリニックへお越しください。今の体の状態を正しく知り、セルフケアを試しながら、自分の体をなるだけいいかたちで自分でまかなっていく素地を作る。YouTubeには負けません。
長くなりました。次は短くいきましょう。今週はこれにて。