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2025.07.14

握力・腕の筋力は野球に関係するのか

今回は握力・腕の筋力が野球に関係するのかをサロンで学んだ内容と自分の考えをプラスしながらお伝えしたいと思います。

まず…
①高校野球選手では手首・前腕トレを追加しても打撃指標に有意差がない
②短いストライドで投げると握力が低下=肘周りの疲労リスクが上がる
この2つを説明したいと思います。

①では高校球児43名を対象に12週間の全身筋トレ+手首・前腕トレを行った群と、全身筋トレのみ群を比較
どちらもバットスピードが向上したものの、有意差はなし。

=手首・前腕トレがスピードに最も貢献するわけでは無く、下肢・上肢もまんべんなくトレーニングしよう!!
と言う見解です。
スイングは下肢から始まり上肢に伝わるので手首・前腕トレだけでは足りません。
下肢・上肢のトレーニングを行い補助的に手首・前腕トレを入れましょう。

②では±25%のストライド幅で80球ずつ模擬登板した結果、短いストライドでは握力が優位に低下した。
肘周囲の筋肉に負担がかかり、前腕の機能的疲労が起きたことを示唆。
下半身→上半身の伝達が上手くいかない=末端に負担がかかる
肘が痛い=肘だけの問題では無く下半身・上半身・腕・指と色々な問題があり、”結果的に”肘へ痛みを生んでいるのです。

まとめると
○握力・腕の力を強化するだけではパフォーマンスは飛躍しない
○握力はフォームの乱れ疲労度を測る基準として有効である

手首・握力・前腕だけを鍛えていたら良い訳で無く、下半身・上半身を鍛えた後に補助的にトレーニングを入れることでより良い結果に結びつきます。
今回はここまでです!!
また有益な情報を提供していきたいと思います。

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