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2022.10.01

赤ちゃんの泣き止みと寝かしつけの化学

なんと!!理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チームの大村菜美研究員、黒田公美チームリーダーら国際共同研究グループから
科学的根拠に基づく赤ちゃんの泣き止みと寝かしつけのヒントが発見されたと記事を拝見しました。
子どもを持つ親であれば一度ならず何度でも子供の寝かしつけに頭を抱えたことがあるのではないでしょうか。

この研究では「5分間ほど歩き、5~8分間ほど座ってベッドに置くとより深い睡眠の段階に入り赤ちゃんが起きにくくなる」
という研究結果です。(説明をかなり端折っています)
激しく泣いている赤ちゃんに抱っこ歩きを5分間おこなうと全員が泣き止み、45.5%が寝てしまったらしいです。(ベビーカーに乗せて動かす・歩く事も効果的とありました)
なぜ抱っこして歩く・動くと泣き止むのか??

それは「輸送反応」とういう現象が関係しています。
「輸送反応」とは…ヒトの赤ちゃんだけでなく、哺乳類動物で見られる反応です。野生動物の親は外敵が迫っている等の危険な状況で子供を運ぶ事も多いため子も暴れたりせず親が運びやすいように協力する事
多分…抱っこ・ベビーカーで揺らされる事により本能で大人しくなる習性ではないかと思います。

凄いですよね。本能に働きかけているとは!!
確かにおじぃ・おばぁが子守歌歌いながらユラユラ揺れて歩いているとスッと寝ている場面を多く見てきました。
さすがですね。

そして、眠りに入って一緒に5~8分ほど座っているとより深い睡眠に入っていくとの事です。
赤ちゃんには昔から眠っている赤ちゃんをベッド・床に置くと起きてしまう事を「背中スイッチ」と呼んでいますよね。
実際には赤ちゃんが目覚めるときはベッドに置く時ではなく親から離れる瞬間に気づく事が多く「お腹」(親との接触面)にスイッチがあるそうです。
この「背中・お腹スイッチ」を作動させないために深い睡眠に入るまでは(約5~8分)一緒に座りその後にベッドに置く方が良いとの事です。
もしかしたら,先ほどの野生動物の習性と一緒で親が離れると何か危険があったと感じ覚醒するのかな?
隣に親の体温を長く感じる事で安心し深い睡眠に入るのかな?と思いました。

赤ちゃん全員が確実に泣き止むのではないと思いますが、泣き止みと寝かしつけのヒントになる研究だと思いました。
抱っこする側の体力も必要ですが笑ダイエットと思い頑張ってみましょう笑
赤ちゃんも泣き止み・ダイエットになるなんて一石二鳥ですよね^^
それではまた…

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