ヤフコメが好きです。
いろんなこと書いてあって、まさに多面性の宝庫。
今日は気になった記事をひとつ。

「厚労省は脊髄性筋萎縮症の治療薬ゾルゲンスマの国内販売を了承。アメリカでの費用は２億円以上。今年の５月にも保険適用へ」
2020/2/26 共同通信

さてヤフコメですが、意見の概ねは以下の感じ
・財源が問題。外国人への保険適用は見送るか厳格化してほしい。
・命の重さにはかえられないとは言え、議論の余地あり。
・公開審査を含めた厳正な運用を求める。
・医療機会の公平性から、健康保険には金額の上限が必要では？
・ジェネリック推進による医療費削減の努力が焼け石に水に思えてきた…

個人的にピンときたのは以下の通り
・健保適用で薬価負担は上限あり。現行法通り（ピシャリ！）
・発症率は１０万分の１。国内人口１億２千万人に照らし合わせると患者数は約１２００人。全員に保険適用すると２４００億円。２４００億で１２００人以上の命を救える別の方法があれば、そちらに国費を投入することが正しい判断。
・国保は地方自治体単位なので小さい町なんかだと財政が一気に傾く危険性を孕む大問題。
・オプジーボは最初にわざと患者数の少ない病気（４７０人）で申請しておいて、高額で承認させた後、肺がん（約１０万人）の追加承認をしているから、二の轍を踏まされないようにしてほしい。
・２億円の明細書を見てみたい。
・結局人間はわがまま。

勉強になったり、感心させられたり、ハッとしたり（たまにムカつくのもあるけど）
社会的な場としても立派に機能してるヤフコメ。
世は大バーチャル時代。普段は面白おかしく、時には真剣にといきたいもんです。
それではまた。