「下半身を使って投げろ」　「下半身が使えていない」　「もっと下半身が使えたら…」
投球動作で下半身が大事なことは承知だと思います。
ではどの部分をみて下半身が使えているOr使えていないと判断するのでしょうか。
皆さんはご存じですか？

下半身を使えている？どこやねん！！って思いますよね。
まず下半身でも左右の脚があります。左右でも投球への役割は違うので左右分けて考えなければなりません。
あと右投げ・左投げでも変わります。
一本足で立っている側を「軸足」踏み込む側を「ステップ脚」と呼びます。
今回は下半身の「軸脚」についてお話しします。

ステップ脚を上げて体が前に倒れていく動き（骨盤の並進運動）で軸脚は1番仕事をします。
ステップ脚が着くとお役御免です。
その際に軸脚を「約45°」倒せているかを判断します。
一流の投手は軸脚の傾きが45°倒せている選手が多数です。
45°倒せていると「軸脚を使って投げられている」と言えます。


倒せていない場合には股関節の動きが悪い事が予測されます。
次回45°倒せない→股関節のどの動きが悪い、硬いかについてお話ししたいと思います。

具志堅